読んだ本について僕の語ること

読んだ本について僕の語る書評ブログです。読書を通じて勉強になったこと、腑に落ちたこと、思い出したこと、エピソード、連想されるもの、感想を書いています。

僕のしごと - 国語 算数 理科 しごと―子どもと話そう「働くことの意味と価値」(日本経済新聞出版社)岩谷 誠治

国語 算数 理科 しごと―子どもと話そう「働くことの意味と価値」

仕事、約束、会計。この三位一体を一冊で学べる本書は、まさに「国語算数理科社会」の「社会」をおきかえる教科書となりうる。本書の内容を、小学校で教えて欲しい。中途半端に英語を教えるよりはずっと簡単で、そして得るものは大きいのだから。
(仕事、約束、会計。 - 書評 – 国語算数理科しごと/404 Blog Not Found)

お父さんが娘に「仕事」とは何かを教えるという設定で書かれた本。お父さんは、仕事とは約束を守ることであり、それを実現するために考えられた仕組みが会計なのだと語る。本書はわずか150ページ、イラストも豊富に掲載されていて、一見子ども向けの学習書の体を取っているが、内容の密度はすさまじい。バランスシートの意義や、損益計算書との関連性がこれ以上にないほど明解に描かれている。会計を理解するためにまず読みたい1冊。
(弾言 成功する人生とバランスシートの使い方/小飼弾

仕事とは、「約束を守ること」。
(空気を読むな、本を読め。 小飼弾の頭が強くなる読書法/小飼弾

僕の仕事は、ホームページを作ることではない。
ホームページを作ることによって、利益を上げることだ。

僕の肩書きはウェブデザイナー
ウェブデザイナーだから、ホームページを作っているのではない。
僕が「お金を稼ぐ」ための手段として選んだのが、ホームページを作ることなのだ。
だから、他の人たちよりもホームページを作ることが得意でないといけないし、それによって、他の何をするよりもお金を生み出さないといけない。

 

国語 算数 理科 しごと―子どもと話そう「働くことの意味と価値」

国語 算数 理科 しごと―子どもと話そう「働くことの意味と価値」