読んだ本について僕の語ること

読んだ本について僕の語る書評ブログです。読書を通じて勉強になったこと、腑に落ちたこと、思い出したこと、エピソード、連想されるもの、感想を書いています。

2014-01-01から1ヶ月間の記事一覧

“真似”は大事 - ヤバいぜっ! デジタル日本 ―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)高城 剛

“ハイパーメディアクリエイター”で有名な高城剛氏の「ヤバいぜっ!デジタル日本 ハイブリッド・スタイルのススメ」という本があります。 正直、この人が何をしている人かよく知らないのですが、本の内容は色々な示唆に富んでいて面白いです。ざっくり言うと…

七色いんこ? - 考具 ―考えるための道具、持っていますか?(阪急コミュニケーションズ)加藤 昌治

「工具」ならぬ「考具」という本を読みました。 ざっくり言うと、博報堂でプランナーっぽいことをしている人が、 アイデアや企画を生み出すコツを教えてくれる本です。 日常生活の中でアイデアの種を発見する方法や、思いついた企画を 展開させるためのテク…

オグルヴィ&メイザー - ある広告人の告白(海と月社)デイヴィッド・オグルヴィ

世界120か国で事業を展開する広告会社「オグルヴィ&メイザー・ワールドワイド」の創業者であるデイヴィッド・オグルヴィが、自身の経営哲学や広告理論・手法について記した「ある広告人の告白」。 書かれたのは1960年代ですが、現代の広告ビジネスでも必要…

仕事はすべて“自分事”に - 成功のコンセプト(幻冬舎)三木谷 浩史

楽天の創業者、三木谷浩史著「成功のコンセプト」という本をご紹介します。 題名から分かる通り、三木谷さん自身の仕事に対する姿勢、哲学、ノウハウが紹介されている本なのですが、目次を見ると… ・ 「常に改善、常に前進」 ・ 「プロフェッショナリズムの…

顧客に密着 - 月100万円のキャッシュが残る「10の利益モデル」(DO BOOKS) 丸山 学

「月100万円のキャッシュが残る『10の利益モデル』」という本を読みました。 企業が利益を上げるための方法を10のモデルに分け、非常に分かりやすく解説してくれている本です。 この本のP154~「顧客密着型利益モデル」の章に印象的な言葉がありました。 顧…

分からないことは聞こう - リクルートのDNA―起業家精神とは何か(角川oneテーマ21)江副 浩正

リクルートの企業風土や経営哲学、創業からの歴史などについて、創業者の江副浩正氏が記した「リクルートのDNA」という本があります。 江副氏が残した名言といえば、やはりこちらでしょうか。 「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」 人も社会も…

課題を見極めるには? - イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」(英治出版)安宅和人

「イシューからはじめよ」という本を紹介します。 著者の「ヤフー株式会社 COO室室長」という肩書きに惹かれて何となく手にとってみたのですが、実に深い一冊でした。 簡単にはまとめられない本ですが、無理やりまとめると「本当に解決すべき問題・課題をち…