2014-01-01から1年間の記事一覧
いつか買いたいなと思って、本屋に寄るたびに探していた。Amazonで買えばいいんだけど、一度ぱらっと立ち読みぐらいしてから買いたい。なかなか置いている本屋はないだろうと踏んでいたけど、本当になかなかない。京阪モールの紀伊国屋書店で見つけたときは…
川合俊一の話。日本代表の補欠メンバーだった彼は、ある試合で、怪我をしたエース選手の交代で出場した。川合俊一はとにかく声を出そうと、あまり何もしてないのに「ヨッシャー!」などと声を張り上げていた。エース選手のけがの手当か何かで試合の様子をち…
水泳、バスケ、空手、ラグビー、ダンス思い返せば、小学校入学から大学を卒業するまで、途切れること無く何かしらの運動をしていた。そのおかげで、学生時代はたいへん引き締まった体をしていた。大学を卒業してから全く運動をしなくなったが、しばらくは宴…
仕事、約束、会計。この三位一体を一冊で学べる本書は、まさに「国語算数理科社会」の「社会」をおきかえる教科書となりうる。本書の内容を、小学校で教えて欲しい。中途半端に英語を教えるよりはずっと簡単で、そして得るものは大きいのだから。(仕事、約…
僕は普段、社内のパソコンの前に座って作業をしている。デスクワーク。人と話したりする機会は少ない。 だからこんな風に、“すごい人”の考え方を、本ででも得られるのはとても貴重なことのように思う。 ビートたけしとその道のプロ。活躍の場は違えど、一流…
時間軸は今。主役はモノではなく、自分。 過去の思い出にすがることも、来るかもわからない未来のためにストックすることも、馬鹿馬鹿しい。 とりあえず、いつか使おうと思って置いていた、頂き物の食器を使うことから始めよう。 新・片づけ術「断捨離」 作…
中学の時に、読書感想文の題材として読んだ。内容は覚えていないけど、全部読めて嬉しかった、ということだけ記憶に残っている。 これが読みやすかったのか、その時の自分のモチベーションが高かったのか。それまでも何度か読書感想文の宿題が出て、その度に…
工芸高校のオープンキャンパスに行った。 一通り校内を見学したあと、授業の体験があった。内容は、貼り絵の作品を作ること。ポストカードサイズの紙に、切ったり、ちぎったりした紙を貼っていく。 テーマは「夢」。何も思い浮かばなかった。僕が「夢」につ…
「国境の南、太陽の西」を立ち読みした。 今まで村上春樹の作品をいくつも読んだが、ほとんど途中でやめてしまっている。最後まで読めた作品でも、面白かったものはひとつもない。なのに、何度も違う作品を買っては読もうとする。何故、彼がそんなに人気があ…
「おもしろいから是非読んで」と言って、上司が貸してくれました。上司はそれをかなり気に入っている様子で、僕以外にも数人に貸したあとでした。「絶対に最後のページから読むなよ」という、面白く読むためのアドバイスもいただきました。 その時、ちょうど…
この本は、世界的に有名なあの絵本『クマのプーさん』を通して、老荘思想の一端を理解しようという面白い試みのもとに書かれた本である。 1998年に出版された本だが、以降日本では、2011年にPHP文庫から『くまのプーさん しあわせに気づく言葉』が、2012…
amazonで在庫切れになるほど話題だったこの本。やっと入荷していたので、すぐに買って読みました。 著者であるNATROMさんは内科医です。その知識と経験を生かしブログ等で情報を発信しつづけています。テーマは主に「ニセ医学」について。理論的で説得力のあ…
2014年春にTBSでドラマ化された「ルーズヴェルト・ゲーム」。 弱小の社会人野球チームを舞台とした、男たちの汗と涙の熱いストーリーです。 作者は池井戸潤氏。 彼の名前が広く世に知られるようになったのは「半沢直樹」でしょう。この「半沢直樹」シリーズ…
80年代に大ヒットした少女漫画「ホットロード」。 あまちゃんの主人公で大ブレイクした能年玲奈が主演だというので、原作を読んでみることにしました。 物語は万引きのシーンから始まります。かなりパンチの効いたストーリーだということがここで伝わり、身…
これまでに何十回と禁煙を試みてきました。3日と続かないことが多いのですが、2度、長い禁煙をしています。1度目は半年。2度目は7年半で、現在も続いています。その2度とも「禁煙セラピー」を読んでのことでした。 とはいえ、1度目の禁煙は地獄でした。 半年…
「もう少しお金があればなあ」。そんなことは誰もが一度は持つ考えだ。しかし、急に収入が上がるわけはなく、今日もいつものように通帳の残高とにらめっこする日々。 『年収200万円からの貯金生活宣言』は、収入が少なくても貯金ができる方法が書かれている…
赤いヘルメットにCのマーク。赤ヘルといえば広島カープの愛称である。 鯉の季節は5月まで。毎年そんな風に例えられるように、4月5月は調子が良いが、次第に降下し、安定の5位前後のポジションでシーズンを終えるというのが常だ。 最後に広島が優勝したのは1…
畑野智美が描く、「南部芸能事務所」シリーズの第2弾であるこの「メリーランド」。この作品から読んでも問題なく楽しめますが、出来れば1弾から読むことをお勧めします。 南部芸能事務所に所属する芸人が、己の未来に試行錯誤しながら歩んでいく、というスト…
朝の連続テレビ小説『花子とアン』が大好きなので、原案となった本が読みたくなり購入しました。 この本には『赤毛のアン』の翻訳者である村岡花子の生涯が、孫である村岡恵理さんによって丁寧に描かれています。 貧しい農村で生まれ育った花子が、その類ま…
女性同士の付き合いは面倒くさいことばかりです。女性の中の「女」の部分は嫉妬深く人の足を引っ張ろうとし、本音と建前をコロコロと使い分け、群れて他のグループを見下し始めます。本文では「女の嫌な部分を「女」とカッコつきの「女」と書くことにします…
2014年上半期、トーハンビジネス書部門売上2位に選ばれたこの作品は、世間で思われている堀江氏……つまりホリエモンのイメージをがらりと変えた小説となっている。 メディアに映る彼は慇懃無礼であり、苦労知らずで上手に世の中を渡ってきたようなイメージだ…
今年、2014年の1月からドラマ化された事でも有名な三匹のおっさんは、アラ還というおっさんのなかでもおっさんな世代が巻き起こす痛快な事件の数々を記した小説である。 「ジジイと呼ぶな、おっさんと呼べ」と語る三人は、定年を迎え、自らの場所を探すべく…
阪神大震災の前日のN県警警務課長失踪に端を発する、警察庁キャリアと地元ノンキャリアとの意地の張り合いが、ストーリーの緊張感を生む。お互いに踏み込まれたくない領分がある。出世のために、地方警察勤務時代の失点を防ぎたい警察庁キャリアと、現場の捜…
2013年、ピースの又吉直樹にはまった。YOUTUBEで又吉が出演している動画を探し、ウェブコラム「確かにお前は大器晩成やけど!! - キネマ旬報社」も其ノ一まで遡って読んだ。 きっかけは又吉直樹著「第2図書係補佐」だ。大の読書好きである又吉が、今まで読…
10歳のとき、両親が離婚した。 それからすぐに僕と母親は不動産屋を回り、家を探しはじめた。ある不動産屋が、しつこく母親を食事に誘った。僕は、すごく嫌だった。なんとなく母親がまんざらでもなさそうな感じを出しているのも嫌だった。「ぜったい行かんと…
本屋さんで「病気になりたくなければふくらはぎを温めなさい」という本を見かけた。 おそらく、ふくらはぎを温めると病気にならないよ、ということが書かれているのだろう。 家に帰って、一心不乱にふくらはぎを温めた。 病気になりたくなければふくらはぎを…
本屋さんで「1日1分てのひらをもみなさい」という本を見かけた。 おそらく、1日1分てのひらをもむと健康にいいよ、ということが書かれているのだろう。 家に帰って、一心不乱にてのひらをもんだ。 1日1分てのひらをもみなさい (リンダブックス) 作者: 足利仁…
本屋さんで「長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい」という本を見かけた。 おそらく、ふくらはぎをもむと長生きします、ということが書かれているのだろう。 家に帰って、一心不乱にふくらはぎをもんだ。 長生きしたけりゃふくらはぎをもみなさい 作者: …
僕がコーヒー好きというのを知ってか知らずか、友人だったか親戚だったかが、おすすめしてくれたかプレゼントしてくれた本。 あんまり面白くなかったので読むのをすぐにやめたけど、それからはタリーズでコーヒー豆を買うようしています。 すべては一杯のコ…
ある時、石川啄木でも読んでみようか、という気が起こった。「短歌の世界がわかるって何かシブい」と思ったのだ。 さっそく本屋で立ち読みをした。ぜんぜん面白くないと思ったので、やっぱりやめた。 それから数年たち、いま石川啄木を読んでいる。これがむ…