読んだ本について僕の語ること

読んだ本について僕の語る書評ブログです。読書を通じて勉強になったこと、腑に落ちたこと、思い出したこと、エピソード、連想されるもの、感想を書いています。

新書・選書・ブックレット

具体的なプロセスが詳細に書かれている - 新版 戦略PR 空気をつくる。世論で売る。 (アスキー新書)本田 哲也

著者はブルーカレント・ジャパンという、マーケティングPRを手がける企業の代表で、日本で“PR”をマーケティングに取り入れた先駆者的な人です(だそうです)。 サブタイトルの「空気をつくる。世論で売る。」という言葉通り、広告による商品の訴求ではなく、…

数字の背景を理解しよう - ビジネスマンのための「数字力」養成講座 (ディスカヴァー携書)小宮 一慶

普段、会社で色々な数字を意識していると思います。売上、粗利、仕入れ、営業利益、ノルマ、経費など、会社の業績に関わる数字のほか、媒体の発行部数、WEBのユーザー数、クライアントの業種の市場規模、株価、為替相場といった社会的な背景についての数字ま…

これからの「消費」を読み解くヒント - キュレーションの時代 「つながり」の情報革命が始まる (ちくま新書)佐々木 俊尚

「キュレーションの時代」という本を紹介します。著者は佐々木俊尚という、フリーのITジャーナリストです。 ところで、「キュレーター」という言葉を聞いたことはありますか?元々は、博物館・美術館などの施設で、展示品の収集・管理・研究などを行う専門職…

数学の教師は教え方がへたくそ - 数学入門〈上〉 (岩波新書) 遠山 啓

数学入門〈上〉 (岩波新書) 学生時代、数学が苦手だった。今更ではあるが、もう一度ちゃんと数学を勉強してみようか、気持ちが起こっり、「数学入門〈上〉」を買った。 めちゃくちゃわかりやすくて、グイグイ読み進めた。数学が苦手だったのは、先生の説明が…

“真似”は大事 - ヤバいぜっ! デジタル日本 ―ハイブリッド・スタイルのススメ (集英社新書)高城 剛

“ハイパーメディアクリエイター”で有名な高城剛氏の「ヤバいぜっ!デジタル日本 ハイブリッド・スタイルのススメ」という本があります。 正直、この人が何をしている人かよく知らないのですが、本の内容は色々な示唆に富んでいて面白いです。ざっくり言うと…

分からないことは聞こう - リクルートのDNA―起業家精神とは何か(角川oneテーマ21)江副 浩正

リクルートの企業風土や経営哲学、創業からの歴史などについて、創業者の江副浩正氏が記した「リクルートのDNA」という本があります。 江副氏が残した名言といえば、やはりこちらでしょうか。 「自ら機会を創り出し、機会によって自らを変えよ」 人も社会も…