読んだ本について僕の語ること

読んだ本について僕の語る書評ブログです。読書を通じて勉強になったこと、腑に落ちたこと、思い出したこと、エピソード、連想されるもの、感想を書いています。

漱石批判 - 文鳥・夢十夜 (新潮文庫)夏目 漱石

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

文鳥

“飼っている文鳥に餌をやらずに死なせてしまうが、家の人のせいにする話”

というあらすじを聞いて、これは面白そうだ、と読んだ。

ところが、面白くなかった。

なんじゃそりゃ!しょーもな!

と思った。

 

夢十夜

“これだけは読んどけ”みたいな小説として、よく紹介されてる。

名作だそうだ。

これもまた面白くなかった。

「変わった夢を見る人もいるもんだ」という感想を持つ人もいるようだが、僕の見る夢の方が変わっている。

 

永日小品・思い出す事など・ケーベル先生・変な音・手紙、

もそれぞれ数行ずつ読んだが、どれも面白くなさそうで、読み進められなかった。

なんか回りくどい文章だった。

 

*

 

漱石の小説を面白いと思えない僕が悪いのではない。

僕に面白いと思わせる小説を書けない漱石がわるいのだ。

 

P.S.

でもタイトルの付け方は、なかなかだと評価しています。

 

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)

文鳥・夢十夜 (新潮文庫)